家庭用ミシンでニットソーイング

先日記事にしたニットショートパンツですが、
家庭用ミシンのみで縫っています。

洋裁ブログをやっておいてなんですが、
私はロックミシンを持っておらず、家庭用ミシンのみを使用しています。

私の愛機はこちら。

JUKIのHZL-F600JP エクシード キルトスペシャル。2017年購入当時の上位機種です。

今回は家庭用ミシンでニットを縫う際の工夫を書いていきたいと思います。

  • 紙ヤスリやハトロン紙を使う
  • 押さえをテフロン押さえにする
  • 押さえ圧を弱める。

などの「綺麗に縫うためのテクニック」は他のサイトにも豊富に載っていますので、今回は省きます。

家庭用ミシンしか持っていない方の多くがそうだと思うのですが、
私自身も布帛(伸びない生地)に比べ、ニット生地には不慣れで、綺麗に縫うことが出来ません。

なので、「綺麗に縫うためのテクニック」では無く、
主に、「技術とマシーン不足を誤魔化す、粗を出さないための工夫」とでもいうような内容になります。

なお、今回の記事は家庭用ミシンの性能によっては
取り入れられない部分もあると思いますので、ご了承ください。

コバステッチは省く

レシピによっては、首回り、またワンピースの上下の切り替え部分などに、
「コバステッチ」を入れる指示があります。
縫い代を倒すため、また補強のためのものです。

これ、私は大体レシピ通りにかけずに省きます。

少し厚みがあって柔らかいニット生地だと縫い目がすごく目立つし、
ニット生地は伸びるので、歪まず綺麗なステッチを入れることが難しいのです。
少しでも歪むと途端に「手作り感」が出てしまいます。

気にするか否かは人によると思うのですが、私はちょっとでも歪むと途端にテンションが下がるため、
ほとんどの場合省いてしまいます。

既製品の子ども服でも省かれているものが多いので、強度は問題ないかと思っています。

リブでごまかす

1.と繋がるのですが、家庭用ミシンでニットソーイングをする際、
生地の表面に縫い目をつけると粗が目立ちやすいです。
また、袖口などは3つ折り等で処理すると、伸びてしまいがちです。

なので、首回り、袖口、裾など出来る限りリブをつけて
誤魔化します

リブをつけた部分は収縮するので、伸びることもないですし
コバステッチをかけなければ外側に縫い目が出ないので、
綺麗に縫えなくても気づかれません。

裏毛ニットとリブが同色で手に入る、SEE YOU AT SIXの記事です⇩

裁ち目かがり縫いで、ロックミシンを使ったような仕上がりに

※低価格帯のミシンではこの縫い方が出来ないミシンもあるようです。また、
裁ち目かがりの縫い目も、メーカー・機種によって違います。
取り入れるか否かは、お手持ちのマシンによってご判断ください。

ロックを買わない理由は主に、作業スペース上の問題なのですが
もう一つ、JUKIキルトスペシャルの「裁ち目かがり縫い」の機能が優秀で、
オーバーロックっぽく仕上げられるということも関係しています。

JUKI キルトスペシャルの「裁ち目かがり縫い」の縫い目。

通常、家庭用ミシンでニット生地を縫い合わせる場合、
縫代を1㎝で裁った後、「直線縫い(伸縮縫い)」の後に「ジグザグミシン」でほつれを止めます。
この工程を、縫代5mmで裁ち、いきなり「裁ち目かがり縫い」のみで縫い合わせることで
作業工程を簡略化します。

パンツの股上。縫代5mmで裁断し、裁ち目かがり縫いで縫い合わせています。

裁ち目かがり縫いのやり方は、JUKIの公式YouTubeをご参照ください。

縫い目の幅は5mm、縫い目の長さは2.0mmがお気に入りです。

ほつれにくい生地限定ですが、洋裁をやったことがない方が見れば
ロックとの違いは分からないのではないでしょうか。

ツインニードル(二本針)をカバーステッチミシンの代用に

※対応していない家庭用ミシンもあるかもしれません。

家庭用ミシンのみで裾や袖口の処理をする際、日本では3つ(2つ)折りで直線縫いが一般的ですが、
海外だとこのツインニードル(2本針)もよく使われているらしいです。

私の愛用品はこちら、ドイツのシュメッツのもの。

シュメッツのツインニードル。4mm幅のものです。

個人輸入品ですが、イギリスからエアメールで来たので送料が安く、
2ケース送料込みで1000円くらいだったと思います。

お店は失念。すみません。

日本のミシンメーカーにも純正品はあるのですが、幅が2、3mmのものしかありません。
シュメッツはかなり種類があります。

写真のケースに、4.0/80と数字が付いていますが左が幅で4mm幅ということ、右が太さ(対応生地の厚さ)のようです。

これを使用すると端の処理と裾上げが一度にできるので、手軽にカバーステッチ風の処理ができます。

ツインニードル で裾を処理したパンツ

縫い目は、正直に言うとあまり綺麗ではないのですが、
3つ折りしなくて良いので厚みを抑えられたり、
ダブルステッチで既製品風に近づけられたりと、なかなかのメリットがあります。

近づいてみると、縫い目はあまり綺麗ではありません。

使い方はyou tubeなどに海外の方が動画をアップされているものも参考になりますが、
私のミシンの説明書には、項目がありました。

目が飛びやすかったり、2つの縫い目の間が盛り上がったりと
ちょっと癖があるアイテムですが、押さえ圧や上糸の強さで良きところに調整します。

使い方の特殊な点は、糸立棒を2つ使うところと、糸の通し方ですね。
ツインニードルを取り入れる方は、ご自身のミシンの説明書を一読されることをお勧めします。

補助糸立棒を使用します。JUKIのキルトスペシャル には標準装備されています。
糸の通し方が特殊。

あまり使用している人がいないようですが、
気軽に取り入れられる便利品なので、是非使ってみてください。

ちなみに、ノーブランド品でしたらamazonにも売っています。

ニット生地の丸まり防止に、洗濯のり・アイロンのり

よく伸びる生地や端が丸まってしまう生地の場合、
私は「洗濯のり」の類いを使用します。

洗濯のりはぬるま湯に結構な量を溶き、そこに生地をひたして
乾かすのですが、アイロンかけが結構大変。
最近はアイロンのりの「キーピング」を愛用しています。

裁断後の丸まりを防げたり、縫い目が安定しやすくなります。

以上、ロックミシンと技術の無さを補う工夫テクニックでした。
家庭用ミシンでも意外と、ニットソーイングは楽しめます。

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